
VAIOの2007年12月発売のダイレクトモデル「VAIO TypeS VGN-SZ94PS」にメモリを増設。 BTO可能モデルで、SonyStyleでもメモリ増設はできたのですが、自分で購入したほうが安いと思い購入して自分で換装することにしました。
ちなみにCore2Duo搭載の場合DDR2 SDRAM 667のデュアルチャンネルが構築可能です(celeronの場合は533)。今回は1GBのメモリを2枚用意しました。 BTOを行うと2GB*1の構成になり、料金が30,000円ほど上がります。1GB*2を店頭で購入すると現在10,000円〜15,000円程度。 デュアルチャンネルにしないで単純増設ならば半分ですみます。
デュアルチャンネル
帯域(速度)が早くなります。単純に違うものを2枚よりも高性能といった認識で大丈夫でしょう。
興味がある方は、検索をすると解説されているサイトがあるかと思います。
メモリの購入について
メモリ規格はDDR2 SDRAM、インタフェースはSODIMM。モジュールはPC2-5300(DDR2-667)に対応しています。(celeronの場合はPC-4200(DDR2-533)) パソコンの仕様に書いてあるので確認しましょう。店員さんに聞く場合は、「ノートに利用するのですがSODIMMのPC2-5300の○GBをください」 で大丈夫です。またデュアルチャンネルを行う場合は、同じメモリであわせる必要があります。
ノーブランド品は手ごろですが、メーカー製のほうが安心です。国内のメーカーではない聞いたことないメーカーでも、大抵問題が無いです。 またお店によっては相性保障をつけることが可能です。200〜300円程度なので保険でつけておいてもよいと思います。
実際に交換してみる
実際に交換の手順。用意するものは小さめのプラスのドライバーと交換するメモリ。 静電気持ちの方は、金属に触ったり、セーターなどを控えたりしてください。静電気によってメモリのチップが破損する可能性があります。 (それほどシビアになる必要ないと思いますが) どうしても心配な方はゴム手袋か、電気を逃がすグッツをどうぞ。

今回はCENTURY MICROのDDR2-667(PC2-5300) S.O.DIMM(200pin)を2枚用意しました。CD1G-SOD2U667*2。 価格.comでは現時点6,629円らしいですが、T-Zoneにて5,980円。

ノートパソコンを裏返しにします。念のためACアダプターとバッテリーは抜いておいたほうがよいでしょう。 VAIOのTypeSはメモリ増設が楽々です(以前利用していたFMVはキーボードの下にメモリスロットがあった)。赤い丸の部分にネジがあります。 ご丁寧に矢印のプリントまでしてありました。

蓋も取りやすいようになっています。蓋がアルミになっていて高級感あるなといった感想。黒いシートをめくるとメモリが見えます。 純正では上側のメモリスロットを利用しています。2スロットなので、純正の付属品は今回取ってしまいます。

メモリをはずす際は、ちょっと工夫が必要です。赤い丸のところの押さえつけているものを外に広げると、メモリが持ち上がります。 持ち上がったメモリはそのまま力をかけなくても引き抜けます。装着は逆の手順で、斜めにメモリを刺した後に、 あとは押し付けると「カチッ」とはまります。
確認
一般的にメモリを交換した場合は、Memtest86を利用してメモリのテストなどを行うようにしましょう。

メモリの容量はマイコンピュータを[右クリック]→[プロパティ]でメモリの容量が確認できます。 今回は、まだ購入したばかりで、それほど利用していないので、特に速度の体感は変わりませんでした。 XPの場合は1GBを目安に、vistaの場合は2GBくらいを贅沢な目安にするとよいと思います。(それだけあれば安心というレベル)