公式サイトのスペックでは、SDHC対応と記載があるが、どうも手元のVAIO SZの付属のカードリーダーでは、 SDHCの読み込みがうまくいかない。最初はExpressカードが故障したかと思ったがSDカードが読める状態だったのだが、 SDXCカードを利用したく、当時はSDカードスロットを搭載するのが流行始めの頃で、この頃のVAIOは本体には、 メモリーカードスロットが搭載されている。ExpressカードスロットにSDカードが読めるマルチカードリーダーを付属してくれたのは当時は良心だったのかもしれない。(今のVAIOは本体にSDカードスロットが付いてる)。
そもそも既に発売から5年以上が経過しているが、ネットブック、UMPCがはやりそれほど陳腐化していないのと、 どうも後継のVAIO Zシリーズがぱっとしないので、いまだにSZをいじっているわけですがきっと最後のメンテナンスになりそうな感じもします。(VAIO SZの後にノート1台とデスクトップ2台が新しく機材として加わりましたがVAIO SZをメインで利用しています)
Expressカード型のカードリーダーというのがそもそも市場にあまりなく、長い間探していたが中々見つからなかったのだが、 ようやくトランセンドのRDF1というカードリーダーを見つけることができた。条件としてはSDXC対応、プッシュ式、出っ張らないという3点を満たすものが中々見つからなかった。ちなみにVAIOに付属してきたカードリーダーはxDピクチャーカードなどにも対応するマルチ。ただ富士フイルムのカメラもオリンパスのカメラもSDカードが利用できるようになりxDピクチャーカードの出番はほとんど無いので、SD形式のみというので特に問題は無いと思う。
サイズがぴったり一緒でした。プッシュ式はトランセンドのほうがスムーズな感じ。
差し込む前
差し込んだ後は、頭が出ません。ここは案外重要なポイントです。Expressカード自体もVAIOの本体から頭が出ないのですっきりします。
導入方法
このExpressカードは、ドライバが必要なようです。マニュアルには英語でダウンロードしてくださいと書いてあるが、とりあえずそのままWindowsの自動検出をやってみるもやはり見つからない。マニュアルに記載されているwww.transcend.com.tw/downloadsにアクセスすると、国の選択画面に映るので日本を選択。カードリーダー→RDF1 ExpressCard Readerと選ぶとダウンロード画面に遷移する。Linuxはkernel 2.6.3以下、windowsはXP/Vista/7、MacOSは10.x以下となっている。ダウンロードしたzipファイルの中のSetup.exeを実行する。その後カードリーダーを挿入して、SDカードを入れると普通に利用ができるようになりました。
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