iPadと同時に予約したカメラ接続キットが、 iPadは発売日に届いたのですが、 大分遅れて2010/6/5に到着。 カメラ接続キットを使ってみた。
小さい箱に、説明書と接続アダプターが2つセットになっている。
1つはDock端子をUSB端子に変換、もう1つはSDカードリーダーになっている。
USB端子のコネクタはもしかするとUSBのオスメス変換があれば不要かもしれない(未確認)
USB端子のアダプターはマスストレージクラスの機器対応ということだが、
色々繋げるようです、今後試してみます。
SDカードリーダーを利用してみる
(今回は主にSDカードアダプターを利用)
接続方法は簡単、
iPadを起動中にSDカードを刺したアダプターをDockに刺すだけで写真アプリが立ち上がる。
アプリが立ち上がると画像一覧が表示される。
そこで全取り込みか選択して取り込むことが可能。
取り込み自体は差分に対応している模様。
転送速度が若干遅い
アダプターを付けた際にプレビューが表示されるが、結構時間がかかる。 またファイル転送も実測はしていないが、 結構遅いイメージ。取り込む前に写真の確認、 拡大などができればいいのですが、今のところはサムネイル表示のみ。
写真の取り込み
取り込んだ写真は、日付別にまとめられる。 今回PENTAX K-7で撮影したJPEG、RAW(DNG)、 Motion JPEG(AVI)の動画を試したがすべて取り込めた。 また動画も含め問題なく再生することができた。 取り込み後にSDカードから画像を削除するかどうか聞かれる。 取り込みが主な目的ならば残しておくほうが良いだろう。
既存の製品の代替として
外出先でのプレビューという意味ではかなり便利な製品だと思う。 いざとなったらバックアップをするというフォトストレージ的な利用方法が可能。 またスライドショー機能などがあるので、 デジタルフォトフレームとしても利用ができる。
ただしiPhoneOSのファイルシステム、純正のアプリでは色々と物足りない。 例えばフォトストレージとして利用する場合、ファイル名は修正される、 写真の取出し方法がいまいち、写真自体に手を加えられるなど、若干不便な点が多い。 デジタルフォトフレームとしてもフォルダわけなどが純正アプリでは細かくできず、 なかなか気軽に利用できないかもしれない。
すいません、USBで接続してエクスプローラーで開くと元のファイルを取り出せました。
ただしアプリで解決できる部分ではあるので今後期待したい。 撮影したものを「その場でコピーして見せる」 という用途においてはかなり良いデバイスではないかと思う。 また日付で分類されるので「お気に入りの写真だけインポート」 するという使い方も良いかもしれない。