ACER Aspire easyStore H340の導入

Windows Home Serverを搭載したAcerから発売されている自宅用サーバー。

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Aspire easyStore H340-S1

ACERから発売されているWindows Home Server搭載の家庭用サーバー。 Intel Atom 230、1GBメモリ、1TBのHDDを搭載し、 4つのリムーバブルのHDDベイを備える。 ディスプレイやマウスのインタフェースはなく、 LAN、USB2.0x5、e-SATAx1のみ。 ネットワークはGigabit Ethernetのみ。 管理はクライアント側にインストールしたコンソールから行う。

詳細はAcerの製品情報ページを参照してください。

ちなみに3月くらいに発売して、流通量が少ないのか品薄の模様。 量販店が安かったので、ネットで調べて横浜にあるヨドバシカメラにいったら、 先日2台出てしまって品切れですとのこと。展示は無くあまり店員さんも製品自体には詳しくなさそうでしたが、 在庫調べてくれ、川崎にならあるということで川崎に行き購入。確か¥59,000くらいでした。

ハードウェアのレポート

ダンボール

そっけないダンボールに入ってきます。地味に重い。

ダンボールの中にぴったりと製品パッケージ。パッケージは英語です。

付属品

付属品は、サーバーのリカバリCD、クライアントリカバリCD、コンソールのインストールディスク、 ACケーブル(2極アース線タイプ)、LANケーブル。

気になっている人

パソコンというよりはストレージサーバーといった感じ。 作りは意外ときちんとしています。

ハードディスクはSeagate製

パソコンラックの下にぴったりと収納。左には青色インジケーターが3連、 HDDの部分には紫色のインジケーターがある。若干まぶしいと思いますが、 私の場合は足元なので問題なし。ケーブルがカオスになってきたのでまた整理しないと。 LANケーブルをつなぎ、電源をON。次のタスクはクライアント側の設定の模様。 ルーターは念のためDHCPをONにしておいた。

クライアント側のソフトインストール

最初結構はまりました。無線LANでつながっているクライアントに、 クライアント用のディスクをインストールしようとしても、どうもサーバーが見つからない。 ネットワーク上には見えるし、pingもきちんと通るのに。 ファイアウォールなどを切ってみても一切サーバーが見つからないので、 有線でつないでるクライアントで試したらすんなりいきました。

問題なくすすんでしまえば後は従うだけ。 Windows XPなどのインストールよりも楽々です。 ただCPUがAtomだからか、最終的なセットアップは結構時間がかかるかんじ。 昔のWindows XPのセットアップみたいなトロさ(1時間以上はかかります)

また、windows home serverコネクタをインストールできなかったクライアントでも、 ネットワーク共有設定後に、 ¥ソフトウェア¥Home Server Connector Softwareにあるsetup.exeでインストール可能なようです。

サーバーへのアクセス

基本的にはコンソールでアクセスしなければならない模様。 リモートデスクトップでも接続は可能だが、 ネットのコメントなどを見ていると多重化した場合は、特に直接管理下のファイルを、 リモートデスクトップでいじるとおかしくなってしまう可能性があるとのこと。

アプリケーションを動かしてみる

ここから直接リモートデスクトップでの実行なので自己責任になるが、 Windows2000/XP対応のインストーラーが不要なアプリケーションを2つほど動作させてみたが、 問題なく動く。共有フォルダ経由でサーバーに送ってみました。 リモートデスクトップで普通のWindows 2000みたいな見た目でそっけなかった。

ベンチマーク

IEEE802.11n(300Mbps)でのアクセス。 もう少し気持ち出てもらいたいところ。

有線(ギガビットイーサー)での接続。 かなり実用的。5400rpmの2.5型HDDよりも高速かも。 一切のストレスがありません。こういうスコアを見ると有線でつなぎたくなります、

ドライブ エクステンダーを使う

ドライブエクステンダーは、RAID1ミラーリングのような機能で、 データを多重に管理してくれる。物理ドライブを分けて管理してくれるので、 障害が起きたときなどに復旧ができる。 RAIDのようにディスクを合わせたりする必要が無く、ドライブの後付も可能。 そしてドライブの取り外しも可能 (ただし2台以上のドライブがないと機能が働かない/複製領域が足りるようにしないといけない?) かなり簡単で便利そうな機能。少なくともeasyStore H340-S1の場合、 同容量の1TBはたしてこの機能を利用したい。intelいわくRAIDより強力とのこと。 使い勝手などを考えてもホームユースであれば優れものだと思う。

HDT721010SLA360

HITACHIのHDT721010SLA360という1TB 7200rpm SATAのHDDを2つ購入してきた。 1つはドライブエクステンダー用、もうひとつは共有ファイルのバックアップ用。 HDDも大分安くなりました。1つ8,000円くらいです。

HDDマウント用トレイ
HDDマウント用のトレイ、作りは良いです。

トレイにHDDを装着
トレイにHDDを装着。ネジを必要としないのは楽でよいです。HDDの取り扱いには注意。

サーバーに差込
OSが入っているマスター以外はHDDはホットスワップのようで。

コンソールを立ち上げる
HDDを追加したら、WHSのコンソールを立ち上げる。サーバーの記憶域に新しいHDDが認識されていることがわかる 右クリック→追加を選択する。

追加タイプの選択
ウィザードが立ち上がるので次へ。そうすると追加の用途を聞かれる。 単純に管理上の容量に追加する場合は上を、 共有フォルダなどのバックアップを行う為には、下を選択する。 今回は、ドライブエクステンダーを利用したい(サーバーに新しいドライブの追加をしたい)ので上を選択。

追加タイプの選択
あとはドライブフォーマットしますと聞かれるので完了をクリックでおしまい。 パーティションを切ったり、フォーマットタイプを選択するも何も無く、単純にサーバーに刺して、 用途を選択するだけというかなり簡単な作業。

共有フォルダ
共有フォルダタブに戻り、個別のフォルダを右クリック→プロパティで、 「フォルダの複製を有効化」にチェックを入れればドライブエクステンダーが有効になる。 フォーマットとすでにあるファイルの複製化をバックグラウンドで実行している模様。

リモートアクセス

リモートアクセス

リモートアクセスの設定をしました。 これを行うに当り、ルーターの設定をしないといけません。 BUFFALOのルーター全般だと、「ポート変換」という機能に該当します。 またAspire easyStore H340も基本的には固定IPにしておいたほうがよいと思います。 (サービスを提供する場合は、IPを固定しておかないと、ポート変換先が変わってしまう為)。 Aspire essyStore H340のほうでは、コンソールから設定に行くとIPを固定することができます。 ルーター側では、TCPで80(HTTP)、443(HTTPS)、4125のポートをサーバーに向ける必要があります。 設定が完了したら、http://サーバーのIPアドレス/でLAN内からテスト接続が可能になります。

若干WEBサーバーとしての挙動は重い。Atomだからかメモリが少ないか。 あとSSLを利用してるので証明書エラーが出るのがうざいかもしれないですね。 DDNS(DynamicDNS、固定IPじゃなくてもドメインができるサービス) をWindows Liveのアカウントで作成することが可能なようです。 私は1つドメインが自宅を向いているのでそれを利用することにしました。 ただしこれを行うと80番ポートがWindows Home Serverを向いてしまうのが難点。 何かする場合は設定などを変える必要がありますね。

雑感

高性能なNASとしてかなり良い製品ではないでしょうか。 個人的にはケースだけ外販してくれたらさらに買うのに。。 ただリモートデスクトップで普通に利用するとなると、一般的なネットブック程度の性能で、 もう少しだけ処理速度が欲しいなと思うときが出てくるかもしれません。 メモリだけは少し追加したほうがよさそうです。

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