富士フイルム FinePix F200EXR レビュー

新開発のスーパーCCDハニカムEXRを搭載した、富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ。 発売日前に購入しました。F100fdの後継機。
2009/2/22 review vol.18

富士フイルム FinePix F200EXR レビュー <  デジカメレビュー <  レビュー <  HOME

2009年2月21日に発売した、富士フイルムの新しく開発されたスーパーCCDハニカムEXRを搭載したコンパクトデジタルカメラ。 発売日前の2月20日にすでに量販店で販売されていたので購入してきました。 富士フイルムのカメラは3台目。当時高感度カメラとして発売されたF10、F30、そして今回のF200EXR。

順次いじりながら感想・作例を追加していきます。

モードによる比較

今回の売りであるEXRモードの比較。
モード優先にするとISOおよび撮影のサイズに制限が付く。高感度低ノイズ優先およびダイナミックレンジ優先の場合は、 600万画素固定になる。またDR(ダイナミックレンジ拡張機能)を利用する場合はISOに制限が入る。

富士フイルムのカメラは、誰でも綺麗に撮影できるということを意識しているのか、 シーンモードに加えてオートモードが良くできている。 自分でシーンに合わせて設定をという場合は多少汎用性がない。 そして今回オートだけでもEXRオート、オート、EXRオートの中に優先設定と様々なオート機能がある。 微妙に各メニューで制限を設けている。多分制限をつけることは簡単撮影/迷わないに直結するからだと思うのだが。

 
ダイナミックレンジ優先の場合。解像度がMになりISOがオートのみ。DR800%まで選択可能。

個人的には、コンパクトデジタルカメラで絞り優先は不要かなと思っているが、 ISO感度や記録画素数に制限を強制的にかけられるのはあまり好きではない。 かといって、用意されたオートモードに特筆できる機能が付いているとそちらも使いたい。 そんなことでモードと汎用性があるPモードで撮り比べて見ました。 同一パラメーターで撮影すれば同じ結果になるかどうか、 なったらフルオートが好ましくない人はPモードを利用できるなと。 PモードでできないのはEXRオートでできる意味のわからない解像度オート (多分高解像度優先と高感度低ノイズ優先が混在しているからだろう)とダイナミックレンジ優先DR800%位の模様。

写真をクリックすると拡大します。なおリンク先は生データを掲載しておりますのでご注意ください。

富士フイルムF200EXR サンプル1
高解像度優先
ISO100 F3.3 1/6
富士フイルムF200EXR サンプル2
Pモード
ISO100 F3.3 1/6
富士フイルムF200EXR サンプル3
高感度低ノイズ優先
ISO1600 F3.3 1/90
富士フイルムF200EXR サンプル4
Pモード
ISO1600 F3.3 1/90
富士フイルムF200EXR サンプル5
ダイナミックレンジ優先 ISO1600
DR400% F3.3 1/90
富士フイルムF200EXR サンプル6
Pモード
DR400% ISO1600 F3.3 1/90

基本的には、同一条件に持っていけば、オートでの特殊な処理は入ってなさそうな印象です。 ひとまずはDR800%を選択できないものの、通常利用はPモードでよさそうな感じです。

ISO感度での比較

Pモードで撮影。同じ写真ばかりで飽きてきましたね。なおサイズはMで撮影してます(600万画素相当)

写真をクリックすると拡大します。なおリンク先は生データを掲載しておりますのでご注意ください。

富士フイルムF200EXR サンプル ISO100
ISO100 F3.3 1/4.5
富士フイルムF200EXR サンプル ISO200
ISO200 F3.3 1/10
富士フイルムF200EXR サンプル ISO400
ISO400 F3.3 1/20
富士フイルムF200EXR サンプル ISO800
ISO800 F3.3 1/45
富士フイルムF200EXR サンプル ISO1600
ISO1600 F3.3 1/75
富士フイルムF200EXR サンプル ISO3200
ISO3200 F3.3 1/200
富士フイルムF200EXR サンプル ISO6400
ISO6400 F3.3 1/350
富士フイルムF200EXR サンプル ISO12800
ISO12800 F9 1/100 (300万画素)

ようやくISO400が標準感度として利用できそうな感じがしますね。ISO1600までであれば意外と使えそう。 あと、ISO6400が結構がんばってるみたいです。 ただ大昔からですが富士フイルムのISOオートは比較的ぽんぽんあがりますので低感度帯でのオートか、 ISO固定で変更するのがよいのではないでしょうか。 Fボタンを押すと一番上の項目が都合よくISO感度設定になっています。

DRの設定の比較

M=600万画素、L=1200万画素です。 ちなみにDR設定については下の表を参照ください。 ちょっとややこしいが、一番最初のモードによる比較でも書いたとおりDR800%を普段は捨てればいいかなと。 ダイナミックレンジ優先は、ISOもオート設定(400AUTO 800AUTO 1600AUTO)のみですし。 あとダイナミックレンジ優先でフィルムシミュレーションの一部(ソフトとビビッド)はDR800%が選択できない模様。

DR100%DR200%DR400%DR800%
Pモード ISO100 M(600M)OKOKOK.
Pモード ISO100 L(1200M)OK...
Pモード ISO200 L(1200M)OKOK..
Pモード ISO400 L(1200M)OKOKOK.
Dレンジモード ISO400(AUTO) MOKOKOKOK

写真は後日用意します。

フィルムシミュレーションの比較

富士フイルムのコンパクトデジタルカメラでは初となるフィルムシミュレーションだそうで。 おいしそうな果物とかの写真にすればよかったでしょうか。 設定はISO100固定。写真をクリックすると拡大しますが、リサイズ済みです。 風景や原色強い素材(パプリカとか)の場合はビビット、あとは標準ですかな。

富士フイルムF200EXR サンプル スタンダード
PROVIA/スタンダード
富士フイルムF200EXR サンプル ビビッド
Velvia/ビビッド
富士フイルムF200EXR サンプル ソフト
ASTIA/ソフト
富士フイルムF200EXR サンプル モノクロ
モノクロ

個人的な設定

説明書を読んでもあまりわからないです。どう使うかは使う人次第でよろしく〜みたいな感じです。 私はPモードを主に利用しています。それ以外はなにか中途半端とよくわからない制約が入るのでスルーしています。 オートモードとかに露出補正すらないし、ナチュラルフォトモードにはISOが完全オートしかない。 もう少しメニュー設定は考えてほしいところ。 ひとまずはPモード/FINE/Mサイズ/DR AUTO/ISO固定/露出補正/PROVIA、 こんな感じで場所に応じてISOと露出を変えるのみといった感じです。

F200EXRを利用しての感想

基本的には上記のとおり、モード固定で撮影しています。 このカメラの本髄というところにはあまり触れていないので、そういった意味では少しもったいない気がしますが。 写りについては満足しています。 ただしISO800までが実用的といった感じ。その上が結構ありますが非常用でしょうか。 ハードウェア面では、ダイヤルが少し緩いのか気がつくと回ってしまっている場合が多い。 重さもちょうどよく手ぶれ補正も結構利きます。 少し面白みがないのですが、ダイナミックレンジも広めに取れて、よいカメラだと思います。 デザインが多少ダサいところあり(笑

F200EXRで撮影した写真

室内撮影はしやすいカメラです。室外では色々使ってみてDRの機能は優秀だなあと感じます。 ISO400でなかなか綺麗で、意外と手ぶれ補正の効きも結構良いです。

Finepix F200EXR作例21
ISO400 1/45 F3.3

Finepix F200EXR作例22
ISO400 1/14 F4.6

富士フイルム FinePix F200EXR レビュー <  デジカメレビュー <  レビュー <  HOME