オーディオテクニカから販売されている、デュアルバランスドアーマチュアのドライバーを用いたカナル型イヤホン 「ATH-CK90PRO」オーディオテクニカの公式サイトでは、モニター傾向の製品とのこと。 111dB/mWと音量はとり易い、再生周波数帯域は20〜15,000Hz、インピーダンス37Ω。 定価は26,250円と若干高いが実勢価格は20,000円を切っている。
化粧箱は結構チープな感じ、ジャパンメイドだそうです。 そもそも日本製だろうがなんだろうがオーディオテクニカは結構サポート良いので安心。 付属品はポーチとシリコンイヤーピースS、M、Lの3種類、フォームイヤーピースのみ。 交換イヤーピースとしてシリコンイヤーピースER-CK9、フォームイヤーピースER-CK100が利用できる。 L型金メッキミニプラグで、ケーブルはY型1.2mになっている。イヤーピース装着径は0.5mmとなっている。
ハードウェアインプレッション
(個人的には音質と同じくらい取り回しなどが重要だと思っています)
製品自体はかなり軽い。L字金メッキミニプラグというのもありがたい点。
またY字ケーブルは個人的に譲れない箇所なのでよかった。
ケーブルは3,000円程度のカナル型イヤホンとも変わらなく若干細めで頼りない。
タッチノイズはそれなりにある。もう少し太いケーブルを利用しても良かったのではないかと思う。
このイヤホンを買った理由として、デュアルBAドライバーということもあるが、 デザイン性というところが実は大きい。 この赤と青の少しノスタルジックな雰囲気、もしかすると普通のドライバー型の安いイヤホンよりもコンパクトなボディー。 Triple.fi 10 Proとの比較ですがかなり小さい。 こういった製品デザインが好きな私には、音質が許せばメインになってもらいたい機種です。
SONYのウォークマンNW-A846と一緒に撮影。 文字が書いてある部分は金属プレートとかだったらかなり高級感があるんですけど。 文字部分は黒艶あり、本体部分は黒つや消しとなっている。 どこと無くロゴマークなどがあることで昔のオーディオテクニカのカートリッジの雰囲気もあったりして、 デザインはやっぱりいいと思う。上にも書いた通りケーブルが細いのがこのクラスとしては残念。
ATH-CK90PRO 視聴レビュー
ちなみに視聴環境は、ノートパソコン→HD-1L→ATH-CK90PRO、音源は圧縮音源。
大体20時間くらい聞き込んだ感想。まずBA型ということで低音が気になるところであったが、結構低音がいい感じにでている。 クリアになっている感じなので、エフェクトをかけた音楽などは綺麗になってしまう。 全体的にフラットに鳴らしてくれ、オーディオテクニカの普及機種に比べるとやはりワンランク上の音。 高音域があんまり綺麗じゃなく鳴らしきれてない感じがする。全体的に曇った感じがする。 解像感は高い。ボーカルに艶やかさはあまり無い、ただボーカルは前に出てくる。音場は特に広くないが前方に広がる感じで聞き疲れしにくい。
比較レビュー
Ultimate Ears TripleFi 10
Ultimate Ears TripleFi 10はトリプルドライバーでクラスは1つ上。値段は35,000〜40,000円。聞き比べると値段の差だけある。 音の傾向は似ている、高音域の伸びと全体的な透明感がUE 10proのほうがワンクラス上。 ただこの20,000円の差を考えると、ATH-CK90PROのコストパフォーマンスが高いと思う。
ATH-CK90PROの評価/感想
定価は高いが実売20,000円を切る価格としては結構コストパフォーマンスが高い。 ただし特徴は無くて面白みは無い。悪いところが無いが良いところも無いといった感じ。 装着感は悪くなく、コンパクトのボディーでデザイン良し。 中途半端な価格帯の為、あんまり利用している人を見ないが、私は手軽さを評価して外では今のところメインになりそう。
オールラウンドにこなしてくれるがロックやパンクなどノリで聞く音楽はあまり合わないかもしれない。 もう少し時間が経ってボーカルに艶がでてくれるなら一番のお気に入りになるかも。 現時点での使用機材としては、イヤホン:ATH-CK90PRO(メイン) TripleFi 10(サブ)、ヘッドホン:MDR-CD900ST(メイン) HD650(サブ) となっています(値段が逆転してますけど)。