SONY MDR-CD900ST レビュー

スタジオ用モニターヘッドホンとして長年使われ、有名なMDR-CD900ST。 たまにPVとかCMとかで俳優さんや女優さんがつけているやつです。 ギター用のヘッドホンとして、あとは音楽も聴けたらなあと。 どちらかというとあえてリスニング寄りの視点で。

2008/10/8 review vol.14
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スタジオ用モニターヘッドホン

MDR-CD900ST

ソニーから販売されているわけではなく、ソニーミュージックエンタテイメントから発売されているモニターヘッドホン。 主にスタジオ向けの製品。よく利用されているところをテレビなどでみる。 また製品属性も楽器に分類しているところが多いです。

そっけない製品の箱  ビニール袋に入ってるだけ

店員さんには「保障がつきません」「標準プラグです」「プロ用です」の3点を購入時に伝えられました。 結構WEBで話題になっている所があるので、結構購入される方が多いのかな?というイメージ。 ちなみに、外箱は真っ白のただの箱で中には説明書1枚もはいってなく、 ビニールにくるまれたMDR-CD900STが1つ入ってるだけでした。

MDR-CD900STのスペック

インピーダンス63Ω
最大入力1,000mW
再生周波数帯域5〜30,000Hz
プラグ標準プラグ
コード長ストレート2.5m
重量200g
希望小売価格¥18,000

ファーストインプレッション

まずはじめにギターを聴いてみました。モニターヘッドホンに納得。 かなり繊細で素直。ちょっと懐かしい感じ。 安い楽器用ヘッドホンをアンプにつないでいたときの感じ。 要するにギターの音をそのまま出してくれているという感じです。なんだろうこの懐かしい感じは。

低音部分があまり出ていなく、硬い音。 ディストーション(歪み)をかける効くがと硬く歯切れがよい感じになる。 良くも悪くもピックアップの音をそのまま伝えてくれている感じはします。 オーディオ用のヘッドホンを比較をするとわかりやすかったです。 オーディオ用ヘッドホンはこもった感じで厚みがあり、解像感は少ない。 直線的ではなく広がりがある。

ちょっとドライバーが耳に近くて直線的に音が入ってくる感じですね。 ああ、私はカッティングが下手糞だ。

装着感がよい

圧は弱めで長時間つけていても痛くなりにくい。 またイヤーパッドは見た目チープな感じだがこれのおかげでフィットする。 外部からの遮音性もある。あとピアスつけてる人は痛くないですよ。 装着した感じはかなりよい。重さも感じません。頭の当たる部分もソフトになっています。 デザインも高級感があり作りもよいと思います。意外とシャープでコンパクトなシルエットです。 愛着が沸きますね。

MDR-CD900ST_1  MDR-CD900ST_2
MDR-CD900ST_3

パーツ単体販売

無償修理期間を設定していない。業務用だからだそうだ。修理の場合は有償修理だが自分でやってもよいのではないだろうか。 さすがにスタジオ用途ということだけあって、パーツリストがあり、 パーツ単位で購入が可能。WEB上で掲載しているECショップを見たが、本当にバイクのパーツリストのようだ。 またプラグケーブルも単体で販売されてるのでミニピン化+最適な長さに調整してモバイル用にするのもよさそう。

標準プラグについて

MDR-CD900STは標準プラグになっている。 私の場合は楽器用途とPC用のヘッドホンアンプの端子が標準プラグなのでなんら不便はしない。 通常利用だと多少不便かも知れない、上記に書いたとおりミニピンジャックに変更すると便利かもしれない。 一応、量販店などでは標準プラグ→ミニピンの変換ケーブルなどは売っている。

MDR-CD900STのエージング

エージングについては1日目、 全体的に硬く高音はまとまりがなく低音がスカスカだったので普段聞いている音楽を寝る前にリピート再生して放置しました。 8時間くらい。だいぶ聴きやすくなったと思います。 数百時間での変化はなかなか継続利用だと違いがわかりにくいとはおもいますが。 あと製品によってすごく変わるものと変わらないものがありますね。 徐々に高音が綺麗に伸びて主張しすぎなく、全体的にやわらかくなり低音が豊かになるのではないかと思います。 あとは聞きながら変化を楽しめればよいなあと。

MDR-CD900ST 感想

高音域の直線的なキンキンがなくなり低音も多少出るようになりました。全体を包み込むような低音ではないですね。 スネアみたいなドラムだ。ちなみにこのヘッドホンは人間の相性もあると思います。 嫌いな人は嫌い、好きな人は好きとはっきりする。音楽を楽しむヘッドホンではなく、 音を楽しむヘッドホンというニュアンス。楽器を何かしらやってる人間の場合は相性がよい可能性があると思います。 メインで音楽鑑賞になるかどうかはわかりませんが、お気に入りになる確率は高い。

音楽鑑賞/オーディオとしてはあまり面白みはない。 逆に音を聞く/モニター/楽器用というのであれば最高の製品だと思う。

音楽鑑賞として駄目だった部分、 女性ボーカルの艶やかさや色っぽさは感じられない、こういったものを期待するヘッドホンではない。。 JAZZは駄目でした、定位が前方向に広く展開してくれないと面白くない、完全に私の聞き方の問題です。 どちらもモニターヘッドホン/密閉型なのである程度予想はつくところです。 逆にそれ以外だと私にとっては相性がよかったです。

解像度は高いですが直線的に入ってくる。私の場合音量が上がり気味になる。 小さい音でもきちんとバランスよく鳴らしてくれるので、意図的に小さめにしてます。 MP3の荒さを感じてしまうかなと思いましたがそんなことはなかったです。 よい意味でMP3だと音楽を楽しめる。最新のCDexのlameで-qの固定ビットレート192kbps/320kbpsなかなかよいです。

入手性も長い販売実績があるので、安心でき、アフターパーツもある。 値段が手ごろで自分に合えば、長く付き合えるモデルだと思う。私は気に入りました。

追加

最初はそうでもなかったんですが、ずっとMP3で聞いていたのですがCDで聞いたら、、、 キンキンさも取れてすばらしいじゃないか、、、。

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