FOSTEX PM0.4 レビュー

Fostex(フォステックス)の定評のあるPM0.4をPCスピーカーとして購入。 WEB、DTM、リスニング各方面で評判になっている小型モニタースピーカー

2008/6/21 review vol.10
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FOSTEX PM0.4

引越しをしてリビングにオーディオシステムを移動してしまったため、 パソコンではヘッドホンで聞いていまして基本的にパソコンの中の音源(MP3、WAV)を聴く人間なので、 パソコン周りで音楽を聞ける環境が無いのが不便でPCスピーカーが欲しいと思いつつも数ヶ月がたってしまいました。

audio-technicaの安いAT-HA25Dというヘッドホンアンプを 使ってヘッドホンで聞いていましたが夏が近づいてきたし開放感がある環境で聞きたいと思い、 疲れた日というのもあいまって仕事から帰り12時過ぎに衝動買い「ポチ」しました。楽天のお店で購入です。 価格は送料込みで16,000円。どこも品切れらしいんですけどね。

箱を開封

なんだかとにかく大きな箱が来て、スペック見間違いか?と思いました。しかもずっしりと重い
FOSTEXの箱の中に商品パッケージの箱、さらにその中に左右のスピーカー毎の箱にスピーカーが衝撃吸収の為の、発泡スチロールに 覆われる形で入っていました。ご丁寧な梱包です。

FOSTEX PM0.4を接続

電源周り

FOSTEX PM0.4 電源周りの接続

さて、セッティングで難関がいくつかあります。ひとつは接続が多少面倒くさい。 まずは電源周り。各々のスピーカーにアンプがついてます。アクティブスピーカー(PCスピーカー)ですので当然です。 通常ONKYOとかBOSEは1つの電源ケーブル、1つのアンプで基本的には片方のスピーカーは同じ形してますが、機械としては 空っぽ構造になってます。

このフォステックスのPM0.4は左右のスピーカーの中にそれぞれアンプを搭載している。 ということは電源ケーブルが2本!、せめて片方のチャンネルにプラグコンセントがついてれば多少は楽だったんですが。 コンセントを2個ほするとは贅沢な。

ただでさえ「カオス状態」になりやすいパソコン周辺。後述するRCAケーブルも厄介なのですがちょっと困り者です。 3口くらいの小型でなおかつ元電源スイッチ付(個別のコンセントレベルで切り替えではない)の安い電源タップを購入してきました。 スイッチ周りについても後述です...FOSTEX用電源タップを新設。

信号ケーブル周り

FOSTEX PM0.4 信号周りの接続

入力端子はlineとTRS。電源と一緒に個別に接続する必要あり。RCAケーブルは特に付属しておりません。

スピーカーは左右に分けなければなりません。 そして一般的にはRCAケーブルは左右チャンネルの信号ケーブルがくっついてます。また一難。 1本1本分かれたRCAケーブルが必要になります。

あまり物が無いので、カッターで切るか、自分で作るか、買ってくるか。 なぜか量販店とかだと2本にきちんとセパレートされてるRCAケーブルは高い。 オーディオ用RCAケーブルなんて大半がぼったくっていて、15,000円のスピーカーに5,000円を超えるのRCAケーブルなんて奢れない。

既存のRCAケーブルをカッターでセパレートしてもいいし、ビデオ用の信号ケーブル買って来てもいいし、 RCAケーブル2組用意して4つのプラグの2つを使ってもいいし(笑。私はビデオ用買ってきました。2本で1,600円也、、

これでやっと音が出る環境になったわけですが、 私の場合はピンジャック付のサウンドカードを持ってるからなんですが ミニピンジャックしかない人はさらに変換ケーブルなどが必要になります。 まぁこのクラスのPCスピーカーを買うなら、RCAピンジャック付のサウンドカード系も買いましょう!。

FOSTEX PM0.4のセッティング

FOSTEX PM0.4のセッティング

PCスピーカー用途の場合は、ディスプレイの左右に奥と思います。 一般的なスピーカーセッティングのお話だと、左右の壁、背後の壁からある程度離す様にします。 大型スピーカーと違って、手軽に移動できるので、あとは自分に合った位置に。 背面にコントロールボックスと配線が来るのでそれほど壁にはくっつかないので基本的には置きやすいところに。

FOSTEX側での推奨は、リスニングポイントから左右に15度〜30度の等間隔の線上に設置しろとのこと。 またユニットは正面を向かせるようにしたほうがよいそうです。 私は結構ユニットに角度を付けないのがすきなのですが、確かにシャープになる。

高さは多少シビアな模様。シャープさと低音のなりが違う。 また基本的にPCラック上に置くと一般的には低くなりすぎ。丁度ディスプレイの真横に来るようにセッティングするのが理想。 そうなるとスピーカースタンドかなにか代替のものが必要。私自身も今後の課題。 ニヤフィールドリスニングなんで御影石で高さ稼いで角度を付けるので対応ができそう。

PM0.4の音質

FOSTEX PM0.4のセッティング

まずエージングについて、大体3〜4時間でこなれてくる(人間共に)。違いはわかると思います。 低音のなりが硬く、全体的に平べったい感じが取れる。ボリュームを上げた際のうるささも軽減される。

最初に感じた感覚は、やっぱり解像感があるという点。ヘッドホンに負けないような解像感がある。 また素直でシャープ。逆に言うと雰囲気とかが足りない。 ネットでの評判に低音が弱いというのがあるがそれほど感じないが余裕はない。 低音に余裕が無いと全体的に深みがなくなるのは確か。

定位はいいです。奥行きが多少悪いですが、これはセッティングでなんとかなるかも。 左右に関してはかなりよいです。大体ぱっとスピーカーを判断するときは左右の定位、 これが一番グレードアップにしたときにダイレクトに聴く側に変化と「よい」というのを与えると思うので 個人的には重要視している。

総合的に評価すると、買ってよかったと思えます。 これ以上のものを望むならそもそもデスクトップ環境というのを捨てないと駄目だと思います。 BOSEのM3を聞いたのですが、あれはあれで素敵すぎ。 (値段は高く個人的には好きな音ではないが、感動したのですばらしい製品なんだろう)

今回、FOSTEXのPM0.4を選んだ理由のひとつに、サイズというのもあります。ONKYO(GX-D90)でもよかったが、ちょっと大きい。 サイズが小さくてよい音というのは基本的には逆行。B&O beolab4くらいですかね、小さくてよさそうなの。

満足してる点/不満な点

今回小さくてよい音をというオーディオ的にはかなり制約がある条件のなか、最大限のパフォーマンス(色々な意味で)が 出せるのではないかということで選択したが正解だった。サイズもぴったりデスクトップに収まってますし。 音にも満足。2日目ですがやっぱりよいです。小音量で聞いてもバランスがいい。低音も気になりません。

逆に残念だったところもいくつか。左右が完全に別という点でしょうか。 このデメリットを、1度セッティングしてしまえばどうってことはないですが、後から不満になるとしたらこの煩わしさでしょう。 電源が2つ必要、セパレートのピンケーブルを用意しないといけない、ちなみにボリュームも2つで電源スイッチも2つで、 すべて背面コントロールパネルです。

スイッチについてご指摘いただきました。
「スタジオ設置を意識しているのかもしれません。通常スタジオ利用の場合は、一つ一つの機器の電源を入/切するのではなく、主幹スイッチですべての電源を制御します」
というご指摘をいただきました、スタジオなどで多くの機器を運用する場合はこういったほうが使いやすい場合があるとのことです。 ありがとうございます_ _

PCスピーカーなので、音量はPCで合わせます。サウンドカードの出力によりますが、私の場合PM0.4のボリュームを 丁度半分の「5」、PC側で調整できるようにしてます。また電源は楽器系の機械(ポップノイズ周りの印象)では本当はやりたくないのですが、 通電スイッチが1つしかない電源タップで対応してます。

入手困難?

入手困難って言われてますが結構楽天で在庫があるみたいですよ。 私が購入したのは昔リアル店舗でお世話になったミュージック昭和さんで、私が買ったら在庫切れになりましたが。
PM0.4 値段安い順の在庫あり一覧(一部間違いあるけど)

御影石インシュレーターによるセッティング (7/6追加)

御影石インシュレーター 150x150x60

以前話題になっていた御影石インシュレーター。サイズは150x150x60。音質向上はどうかわかりませんが高さのセッティングができました。 もう少し高さがほしいのでこれに通常のインシュレーターを追加するのがよいかもしれません。 私のリスニングポイントだともう60mmはほしいところ、クリアになり不自然さがなくなります。 またニヤフィールドの場合は高さもきちんとしてあげると空間がまた広がります。

FOSTEX PM0.4の下に実際においてみました。

応急処置として190mlのコーヒーサイズの缶で3点支持にしてました。それより高さが下がってしまいましたが、 安定感が増しました。音の安定感?はさほど変わらず。少しシャープで重くなった感じにはなると思います。 ただコーヒー缶サイズのほうが高さがあるので、高音の聞き取りやすさなどはそちらのほうがあったかも。 いずれにしろ何かでもう少しあげたい感じです。

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