MacBook Pro 2600/15 MD104J/A レビュー

MacBook Pro 15型非Retinaモデル

MacBook Proの2012年モデル、非Retina版のMacBook Pro 15型ディスプレイモデルを購入してみた。購入にあたって、色々と検討した。OSは何でもよかったが、今回は端末の性能やサイズなどを重視した。まずWindowsでなければいけなり理由はないのだが、Windowsは手放せないという前提があった。古いパソコンや、自作のパソコンにWindowsがあるのでそちらを利用するという選択肢は残しつつ。Macにbootcampという選択肢でも問題ないとした。両方利用できるということで、今回のメイン端末の買い換えはMac OSのものにすることにした。

次にサイズについて。2007年位から、13型信仰だった。自宅でも利用できて、いざとなったら外に持ち出せる。幸いにもまだ目が悪くなく、世の中13型はultrabookが発売されるまでは、ハイエンドが多く、当時は解像度の面や、スペックの面だけを見ると、15型と同等かそれ以上の物も多かった。MacBookを購入するにあたり、選択肢が結構ある。母艦となるようなメインの端末として、13型以上という条件では、MacBook Air 13、MacBook Pro 13/15 Retina、MacBook Pro 13/15 Retina、という5種類の選択肢がある。それぞれに細かいスペックの違いがあるが大きく分けるとこの5つになる。

13型比較としてMacBook AirとMacBook Proの違い

13型で比較すると、MacBook Airと、MacBook ProのRetina版と非Retina版がある。非常によく似ているが、部分部分が異なる。結論を言えば、自分は13型であれば、MacBook Pro(非Retina)を選択したように思える。Retinaディスプレイが必要であればMBP Retinaモデル、拡張性やCDドライブが欲しければMBP非Retinaモデル、性能があまりいらなく、持ち運びする場合は、MacBook Air。全部いいとこ取りは難しいのだろう。家のメインストリームとして母艦にするなら、MacBook非Retina、サブ的にはMacBook Ariかな。

MacBook Pro Retinaと非Retina

ここは非常に難しい、そもそもコンセプトも狙っているところも違うように思える。雰囲気的にはRetina版は、MacBook Airのようなコンセプトで、Retinaディスプレイを楽しんでもらおうという立ち位置のように思える。HDD交換などの拡張性も少ない。ただしAirよりは性能が全然よい。コンパクトさがAirより劣るが、性能がよく、Retinaディスプレイを利用できるといった感じの立ち位置のように思える。今回は、Windowsも入れて母艦にしようというのが目的としてあるので、Retinaの美しさは惜しいが、拡張性と、後に記載するGPUの為に、MacBook Pro非Retinaを選択することにした。

MacBook Pro 13と15

母艦とするなら、MacBook Pro非Retinaという所まで来て、最後にディスプレイサイズ。個人的には13型が好きなのですが、非Retina版だと13型と15型では、ハードウェア性能に大きく開きがある。15型がクアッドコアで、NVIDIA GeForce GT 650Mが搭載される。ということで、今回新しい母艦として、MacBook Pro 15インチ版を購入することにした。

開封

MacBook Pro 付属品

箱は小さい、同梱物は、本体と小さい説明書、充電ケーブルというシンプルな構成になっている。昔の日本のメーカーパソコンのように色々な同梱物がなくて、それはそれで潔い。

外観、質感

質感はよい。一時期より全体的にアルミ素材のボディーだったりが、増えたが質感はノートパソコンの中で非常によいと思う。VAIO Xや、VAIO Zなども質感としてはよかった。無駄にシールが貼られていないのも好感が持てる。この辺が「おしゃれ」な所なのだろう。ただ15型は慣れるまで非常に大きく感じました。近年はパソコンの性能進化も止まり、製品の品質であったり、コンポーネント類の質感を重要視してもよくなってきた。そういった中で、現行のMacBookのシリーズは非常によいと思う。

2013/2/27 作成