初代iPadから第4世代iPadへ買い替え

iPad4を買いました。

初代iPadを発表日に予約し、2010年5月の発売と同時に入手してから、2年半以上が経過した。 Retinaディスプレイになった第3世代のiPadを購入するつもりだったが、気がついたら第4世代のiPadが変なタイミングで発売された。 第3世代に比べて性能もよくなり、iPhone5から採用されているLightningコネクタが採用された。

初代iPadに関しては、2012年9月に発表されたiOS6へのアップデートが見送られたのと、 そもそも256MBという少ないメモリで動作が非常にもっさりしていたこともあり、周りで早い段階でiPadを購入した方々は、 iPad2もしくはiPad3へ早々と移行していった。初代が出たときは、ほとんど専用アプリがなく、 またスマートフォンとノートパソコンの役割の中間に位置する為、なかなか利用シーンが見いだせないでいた。

ゲーム機としての利用が主で、フォトビューワー、動画再生、書籍閲覧という使い方だった。確かにブラウザなどはもっさりだが、ゲームをする分には問題なかったが、アップデートが打ち切られたのと、もう一度利用シーンの見直しということで、リフレッシュした。

iPad4 ハードウェアレポート

初代iPadと第4世代iPad

デザインは第2世代iPadで大きく変わった。変わったというよりは薄くなった。重さも80gほど(10%以上)軽くなっている。 それでも薄くなったことによって重いことには変わらない。また第3世代iPadからまた重さが重くなってしまった。 Retinaディスプレイ化に伴う為だろうか。サイズも若干第3世代iPadから厚くなってしまっている。

第4世代iPadのリアカメラ

第2世代iPadからフロントとリアにカメラが搭載された、これは結構嬉しかった。 iPadサイズのタブレットをかざして撮影をするスタイルは若干間抜けではあるが、フロントカメラ、リアカメラともに、子供に大人気である。 また飲み会などでも楽しく利用することができる。第4世代iPadに関しては、フロントカメラがHD対応している。リアカメラは第3世代から500万画素となっている。多分iPhone4と同等の画質なのではないかと思う。日中であれば奇麗に撮影することができる。

ソフトウェア

iOSは簡単に復元できる

ソフトウェアに関しては、Apple製品のよいところ、アプリのインストール状況まで完全に同じにはならないが、iTunesを用いて、iOS5の状態の初代iPadをバックアップし、iOS6となっている第4世代iPadに復元するだけで基本的には元通りになる。一部のアプリケーションに関しては、インストールし直すと、設定などを含め復元する場合が多い。この点は、端末のリフレッシュを検討する際に、かなり端末の選択のウェイトを占めることになると思う。

事実Androidのタブレットに変えようと思うと、アプリなどの再購入を無視しても環境構築の手間などが発生する。ちなみにAndroidからAndroidへの変更もアプリのバックアップができなくはないが、一般的な利用をしている場合は難しい。Google Playでも過去にダウンロードしたアプリがすぐにわかるようにはなったものの、、、

レポート

iOSのタブレットは総合的にはよい。その中でもやはりRetinaディスプレイに注目したい。9型タブレットのRetinaディスプレイはコンテンツを楽しむには非常に綺麗。特に初代iPadが発売された頃はあまりなかったが、電子書籍を楽しむ分には非常に頼もしい性能のひとつであることは違いない。またハードウェア自身のスペックも長く使えるスペックになったように思える。ハードウェアスペック的にはGPSが付かないのが残念といった位だろうか。

利用シーンに関しては、ブラウザが快適になったおかげで、ブラウザを使うようになったものの、やはり従来と変わらず専らゲームが8割、書籍や動画、写真の閲覧などが2割と言った感じ。初代iPadからの買い換えに関しては非常に満足しているが、新しくタブレットというカテゴリーとして購入するなら、悩ましいところかな?とは思います。ゲーム機としては、iPadでしかできないゲームというのがあるので、よいゲーム端末だとは思う。

2013/2/15 作成