LED電球を買ってみて明るさの比較をしてみた
LED電球のラインナップが充実してきて実用的な明るさの製品も増えてきた。 平成24年6月14日に消費者庁から「一般照明用LEDランプ販売業者12社に対する景品表示法に基づく措置命令について」 として実際表示している明るさよりも暗いという指摘をしていましたが、製品の選択肢も大きく増えてきている。 自宅にはレフ型の電球を含め、結構電球タイプの照明が多い。現状一部を除いてほぼ大半が白熱電球を利用していて、 そのうち電球型蛍光灯とLED電球に交換しようと考えていて結構時間が経ってしまったので、 徐々に換装作業を開始することにした。まずは白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球の性質と特徴として簡単にまとめてみた。
白熱電球 | 非常に製品のコストが安い。1個100円程度。明るさが自然。発熱が多く明るさに対しての消費電力が非常に高い。60W電球で約60W。寿命が2,000時間ほど。 |
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電球型蛍光灯 | 白熱電球と比べると高いが最近は60W相当で1つ500円程度になってきた。蛍光灯と同じく光が回り込む。点灯から数秒は半分くらいの明るさで徐々に明るくなっていく。消費電力が60W相当で約10W。寿命が10,000時間ほど。電球型蛍光灯も以前に比べると寿命、消費電力が改善されている。 |
LED電球 | コストはまだ高い。50W相当で2,500円ほど。白熱電球と同じく点灯直後から明るい。消費電力は60W相当で約10Wと実は余り電球型蛍光灯と変わらない場合も。 |
東芝 E-CORE LDA9L-Gを購入してみた
最近amazonでしか買い物をしていないのでもう少し安いところがあるかもしれないが、1個2,629円だった。 パナソニックの電球を買おうと思ったが、LED電球を購入する際にサイズに注意しないといけない。 一般的な白熱電球に比べて長い場合が多い。今回設置しようと思っていた部分はケースに覆われているわけではないが、 斜め付けのダウンライト部分。長くなると見た目のバランスが非常に悪くなるので極力短い物をということで、 東芝のLED電球になった。
白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球のサイズ比較
電球のサイズを比較した、左から日立の白熱電球、パナソニックの電球型蛍光灯、東芝のLED電球となっている。 パナソニックの電球型蛍光灯に関しては、少し古く耐久性も消費電力も現行のものに比べると劣る。 白熱電球も最近は少し省エネタイプがあったりするが多分普通の60W(57W程度の消費電力?)。 写真を見るとおりLED電球が少し長いことが分かる。浴室などではケースが閉まらない場合も。 ダウンライトなどではぴったりのものは頭がひょこっと出てしまう可能性も考えられるので、 購入の際はサイズに注意したほうが良いと思う。設置にあまり関係ないが、重さはLED電球が一番ずっしりとくる。
実際の設置
やはり中心がずれてますね。ただ斜め付けだったので変に天井から頭が出るということは無かったです。
白熱電球、電球型蛍光灯、LED電球の明るさ比較
条件をそろえるために1/10 F3.2 ISO200で固定して、白熱電球と電球型蛍光灯点灯直後(数秒)と 電球型蛍光灯(1分後)、LED電球で比較した。WBは電球固定。 写真の通りですが、電球型蛍光灯の60W相当は60W白熱電球より明るいです。 点灯直後で同等の明るさ、そこから徐々に明るくなっていく。LED電球に関しては思いのほか明るいです。 これで50W相当なので、最近流通が多くなってきている60W相当だと十分過ぎる明るさかもしれません。
2012/9/01 作成