iPhone 4SのSIMフリーを買ってDocomoで使ってみる

iPhone4SのSIMフリーとdocomo SIM

元々はdocomoを利用していて、2010年8月にiPhone4がソフトバンクから発売されたときにiPhoneを購入した。 docomoの方は大分前からSIMフリーのAndroid端末を利用していて、FOMAのPC接続パケット放題が何度か安くなり、 Xiプランが出たときにXiに変更してSIMフリーを利用していた。最近スマートフォンに求める要素のひとつとして、 カメラの性能というのが大きくなってきていて、4Sのカメラが使いたくなった。 あと最近Androidに飽きてきたというのも購入した理由のひとつ。今回はiPhone 4S(黒)64GBを選択。

iPhone 4SのSIMフリーの入手

iPhone4SのSIMフリー

iPhone 4S自体はどこで購入するか迷った。SIMフリー端末はイギリスのcloveで購入することが多かったが、 最近マーケティングを積極的に行っているexpansysで購入することにした。expansys自体の利用は初めて。 FedExで配送のようだが、火曜日深夜に注文して水曜日朝発送、木曜日の昼過ぎには届いた。香港から中1日で荷物が届くとは、、、。 cloveを利用してるときは送料をケチっていたので、日本に入るまで数日、通関まで数日とかかかっていた。 7月上旬にiPhone4Sが届き、この文章を25日に書いているが今のところ関税の話が来ていない。

docomoのSIMをmicroSIMに交換

iPhone4SにmicroSIMを入れる

docomoの契約はSIMフリーにやさしいタイプXi。通常サイズのSIMを裸で持っていき「小さいSIMカードに交換したい」 といって交換してもらった。特に利用する端末の確認などは無かったが、「交換になりますので、来月の料金から自動的に引き落としになります」 といってたので「1回は無料ではないのですか?」と聞いたら「そうですね、今回は無料になります」と。 その後特に情報端末などを操作してなかったので少し心配だったが、特に問題なく交換が完了。 これにより手元にあるSIMフリー端末やdocomoの端末などにSIMカードがそのまま挿せなくなった。

アクティベーションと初期設定

iPhone4Sにdocomo sim

ここからは基本的には、iPhone本体を初期化した際と同じ手順になる。最初に言語を選び、新しいiPhoneとするか復元するかなどを選ぶ。 アクティベーションの画面が一瞬現れたが、、問題なく終わったようだ。iCloudから復元して、 隣にあるiPhone4とまったく同じiPhoneになった。通常利用を開始するには、ネットワークの設定をしなくてはいけない。 「設定」>「一般」>「ネットワーク」>「モバイルデータ通信ネットワーク」でAPNのところにmopera.netをいれ、ユーザー名とパスワードは空欄でよい。 mopera.netの公式サイトには初めて利用する際はAPNを0120.mopera.netにしてIDとパスワードを入手せよというのが書かれているが、 以前から利用しているので省略した。

ソフトバンクiPhoneとSIMフリーiPhoneの違い

大きな違いは2点だろう。テザリングができるということと、 マナーモードの際にカメラのシャッター音がならないということ。 私はテザリングは滅多に利用しないが、あると結構便利。シャッター音に関しては飲食店などで撮影する際に鳴らないのは嬉しい。 日本の携帯電話が盗撮防止でシャッター音を鳴らさないといけない(自主?)規制はいまいち理解できない。 屈折光学系のデジタルカメラのほうがサイズが小さいと思うのに。

ソフトバンクとdocomoの回線品質について

最近ネット上でもソフトバンクが電波繋がらないというのを余り見かけなくなった。 スピードテストなどでも良好な結果が出ているようだ。実際自宅で計測するとAndroid端末でもiPhone 4Sで計測しても、 ソフトバンクのほうが数値が良い。ここ2年両方を併用して思うことは、ソフトバンクはだんだん改善していって、 docomoはだんだん悪くなっていっている気がするということ。 また今までプラスエリア非対応のAndroid端末を利用していたが、 プラスエリア対応とされるiPhone 4Sのほうがなんとなく電波が悪いような気がする。 ソフトバンクに関しては2012年7月25日からプラチナバンドでのサービス提供がはじめる。 今後どうなっていくかは気になるところです、、、

iPhoneをdocomoで利用する際のキャリアメール

docomoのキャリアメールは1年以上前に捨てた。 AndroidにはImoniというdocomoのキャリアメールをi-mode.netから受信できるアプリがあったが、 不便だったので思い切って通常利用するメールをGmailに移行した。 数人PCメールを拒否していて連絡が取れなかったが丁度キャリア間SMSサービスが開始されたので、よしとした。 iPhoneでもキャリアメールを利用する方法があるが、やはり今まで通りの利便性は無くなると思ったほうが良い。 iPhoneをdocomoで利用したいという人は、今はNMPがあるので、 キャリアメールを変えたくないということだとは思うのですが、その点は注意が必要です。 iPhoneのメッセージ(SMS/MMS)でdocomoのキャリアメールが扱えるのであればいいんですが、使えません。 ソフトバンク同士だとSMSも無料なのでそういった意味ではソフトバンクのほうが扱いやすいです。 今後メッセージはキャリアメールではなくLINEのようなものに変わっていくとは思いますが。

docomoでiPhoneを利用する料金プランについて

以前、SIMフリー端末を利用する場合、FOMA契約のパケ・ホーダイ フラットでPC接続になり2012年現在は8,190円かかる(以前は10,000円を超えていました)。 docomoでXi契約が始まり、端末関わらず転送容量による契約体系になったため、docomoでのSIMフリー端末の利用が、 キャリア端末とほぼ同等の条件で利用できるようになった。

基本的にはタイプXiにねんのXi料金プランを選択し、Xiパケ・ホーダイ フラットもしくは2012年10月からサービスが開始されるXiパケ・ホーダイ ライトのパケット定額サービスを申し込むことになる。タイプXiは従来の無料通話という概念がないので、通話がそのまま課金される。ただしdocomo間で24時間無料の定額通話が可能なXiカケ・ホーダイというサービスがある。docomo同士の通話が多い場合はお得。

パケット定額サービスに関して、Xiパケ・ホーダイ ダブルは2段階定額だが、スマートフォンで利用する場合は一瞬で2段階目に到達すると思われるので、フラットもしくはライトでの契約になる。フラットとライトの違いに関しては、 転送容量の違いでフラットは月間7GB、ライトは月間3GBの転送で128kbpsの制限がかかる。また2012年10月からは、超過後2GBごとに2,625円を支払うことで転送制限を解除できる。またSIMフリー端末ではプロバイダとしてSPモードは利用できないのでmopera Uの契約が必要(moperaUライトプランはXiプランでは利用できないようです)

2012/7/25 作成