LUXMAN ヘッドホンアンプ付きUSB-DAC LXU-OT2 レビュー

stereo 2013年1月号

stereoの2013年1月号にLUXMANとStereoの共同企画のヘッドホンアンプ付きUSB-DAC「LXU-OT2」 が付録として付いてくるようなので購入してみた。1年前のLXA-OT1の発売から1年、今度はHPA付USB-DACだ。 雑誌付録も豪華になった。オーディオ雑誌は完全に付録目当てになりつつある。

LUXMANとStereoの共同企画LXU-OT2

W94 x H30.3 x D90.7と比較的小型のUSB-DAC、LXA-OT1は小型という感じがしたが、 USB-DACではそこまで小さい!という感じはしない。32/44.1/48kHzの16bitに対応する、ハイレゾは非対応。 62.5mW+62.5mW(16Ω)のヘッドホン出力。DACはPCM2704。USBバスパワーで動作し、B型のUSBジャック、 ヘッドホンミニジャック、ボリューム、ライン(RCA)の入出力端子。

LXU-OT2外箱

LXA-OT1と同じように化粧箱はこんな感じになっている。

LXU-OT2付属品

付属品、USB-DAC基盤、PVC透明カバー、支柱とネジの4本セット、 LXA-OT1と連結させるための支柱4本、LUXMANオリジナルUSBケーブルと豪華な付属品。 特にLXA-OT1との連結支柱は、こういうキットとして嬉しい配慮だ。

付属のUSBケーブル

付属のUSBケーブルは金メッキと豪華に感じられる。細いUSBケーブルではないところがきちんとしている。

LXU-OT2リアパネル

リアパネル、ライン出力RCA端子と、USB端子がある。

LXU-OT2フロントパネル

単純にボリュームのみ。

LXA-OT1とLXU-OT2

LXA-OT1とLXU-OT2

Stereo 2012年1月号のLXA-OT1と2013年1月号のLXU-OT2。 今回はLXU-OT2単体でのレビューになるので、支柱でくっつけてスピーカーからというのは後日行ってみる。 ラインケーブルはやわらかいものを用意しないと厳しそう。

LUXMAN LXU-OT2 レビュー

LXU-OT2レビュー

メインで利用しているイヤホンSENNHEISERのIE8を利用して視聴を行った。 ソースはApple Losslessの楽曲(主にロックとメタル)。 比較対照としては、LXU-OT2、iPhone4S、VAIO(SoundReality)、AirMac Express + DAC1。という環境での聞き比べ。 評価用にクラシックなどを聴くのは今回はナンセンスかなと思ったので、直近で一番聴いているアルバム3枚を利用した。

接続自体は簡単で、Windowsの標準ドライバで認識する。イヤホンの接続はちょっと注意が必要で、 きちんと奥まで挿入しないと、音が鳴らなかったりモノラル感が出たりする。最初ノイズが混入したりしましたが、 何度か挿しなおしていると直りました。この点は注意が必要かと思います。ちなみに上の写真は少し差込が甘いです。 ほとんどの場合、イヤホン側の金属はほとんど見えない状態まで刺さるようです。

音場は広い感じ。解像度があるというよりはやわらかい感じ。IE8との相性なのか低音の表現が良い。 接続して数分はいまいちな感じだった。落ち着きがないが、5分もすると安定した。ボリュームは十分に取れる。 iPhone4Sのヘッドホン端子はそれなりに音が良いと思うが、違いが直ぐに感じられると思う。広くて深い。 SoundRealityを搭載したVAIOとの比較だと、差が大分なくなるが、低音の表現、 音場の広さなどがLXU-OT2のほうが良くダイナミック。AirMac Express + DAC1との比較だと、 個々の楽器の分解能が低いと感じてしまう。もう少しすっきりして欲しいと思ってしまう。 低音が邪魔している感じがする。抜けが悪いという感じ。長時間聴くにも疲れにくい。

iPhone4S << VAIO <<< LXU-OT2 < DAC1
という印象です。順当な感じ。特にLXU-OT2に関しては値段を考えるとコストパフォーマンスが良いですが、 サイズ対比だと、USB-DACだとそこまで小さいという感じはしませんのでそこまで驚きはありません。 2,800円の雑誌の付録としては、ダントツのコストパフォーマンスだといえると思います。 既にUSB-DACに相当するものを持っている人でも1台あるとサブのノートパソコンで利用できたりと楽しめそうです。

また、LXA-OT1のときは、ケースや改造などについては、それほど触れていなく、あとからフォローがあったような感じではあったのですが、 2013年1月号で結構細かい改造のアドバイスが記載されています。USBケーブルを交換からオペアンプの交換、 抵抗の交換まで。お楽しみUSB-DACとしてはかなり遊べる製品だと思います。 オーディオの楽しみ方に幅を与えてくれる良い企画だと思います。 もう少しオーディオが趣味ではない一般ユーザーも巻き込めると面白いと思う。

(追記)LUXMAN LXU-OT2専用ラインケーブル

LUXMANの純正RCAケーブル

stereoの2013年1月号の付録「LXU-OT2」と同時に、 LUXMANからLXA-OT1とLXU-OT2を接続するRCAのショートケーブルがLXU-OT2専用ラインケーブルとして限定発売された。 1,500個限定で、値段は送料込みで1,050円。端子が金メッキの20cmのピンケーブルとステッカーのセット。 案外短いラインケーブルは重宝するのと、ステッカーがいろんなタイプがあって素敵。

2012/12/24 作成