リッピングしたWAVを比較してみた(複数ソフト、バイナリ)

PCオーディオにおいて音源の入手方法は、CDなどのメディアからのリッピング(取り込み)とネットワーク経由でのダウンロードの2つになる。一部のサイトではハイレゾ(ハイサンプリングレートの音源)が購入できるが、基本的には圧縮音源のダウンロードになる。またCD資源などがたくさんあり、レンタルの単価も低いため、CDなどのメディアからの取り込みというのが現時点ではメインになるのではないかと思う。

取り込み環境

今回は主にリッピングするソフトの比較を行った。iTunes、CDex、CD Manipulator、Exact Audio Copyの4つのアプリを利用することにした。ちょっと私の知識が古く取り込みソフトといえばCD2WAV32やCDexというのが思い浮かぶ。CDexは大分前のバージョンになる。同じ音源を同じソフトで2回ずつ取り込むことにした。ドライブはノートパソコンの内蔵ドライブ「MATSHITA DVD-RAM UJ-852S」

取り込み結果(ファイル容量)

WAVをリッピングしてみた結果、ファイルサイズ

Exact Audio Copyがパソコンにインストールされておらずこの時点でファイル容量完全一致しているので、今回は調査対象から除いてしまった。ファイル容量はすべて一致していることが分かる。

取り込み結果(ファイルの比較)

WAVをリッピングしてみた結果、バイナリ

コマンドからcompコマンドを利用して、CDexでの1回目とiTunesの2回目のファイルを比較してみた。完全一致しているようだ。

取り込み結果(音くらべの比較)

音くらべによるバイナリ比較

「音くらべ」というフリーソフトを利用して、まずは各リッピングソフトの1回目と2回目の比較を行った。完全一致しているようだ。その後、リッピングソフト間の1回目のデータをクロスで比較してみたところ、こちらも完全一致していることが分かった。

結論

ドライブ間の違いが今回の実験では分からなかったが、ドライブが同一の場合、リッピングソフトによる取り込みデータの違いは無いということが分かった。ただしCDの状態は比較的良いものなので、状態次第で変わってくる可能性が0ではないと思うが、今回の実験結果では違いが無いということになる。以前iTunesはあまり評判が良くなかったので実験を行ってみたが、現在の環境におけるロスレスリッピングにおいてはiTunesでも問題ないようだ。iTunesに別ソフトでWAVでリッピングしたものを取り込むのは非常に面倒くさいので、この実験結果は自分にとってありがたい。

今後、自宅にはSONYの外付けドライブ、Plextorの古いDVD-ROMドライブ、安いLGのDVDマルチドライブがあるので比較実験と、AirMac Expressからの出力あたりを取り込んで比較してみたい。

(追記)外付けドライブでも実験

他のドライブでも実験

同じドライブで複数ソフトによる複数リッピングで、すべてバイナリ一致したが、外付けドライブでも試してみた。これで不一致だった場合は、家にあるいくつかの内蔵型ドライブを試す予定だったが、外付けドライブでも一致した。(CDexだけなぜか初回リッピングで不一致が出ましたが、ジッターエラー補正を入れたら問題なく何度やっても一致に)

2012/2/24 作成