イーモバイルのPocket Wi-FiとWiMAX Aterm WM3300Rを用いて通信速度比較をやってみました。 イーモバイルは7.2Mbps、WiMAXは40Mbpsがサービス最大理論値となっている。 料金の比較は割愛するが、ほとんど同額といった感じ。 イーモバイルのほうが解約金であったり2年縛りであったりと色々うるさい。
実験1
場所は、デニーズ 東大井店(品川区)、端末はAtomを搭載したVAIO P。 3回スピードテストを実施し一番良いものを採用。
WiMAXはやはりまだ建物に入ったりちょっと移動しただけで電波の取得具合が違う。
ただしデータ通信カードでないルータータイプの場合は、窓際設置ができるので部屋の中で良いポイントを探すことは可能。
この実験場所では残念ながらアンテナ2本でした。転送速度チェックでは数回実施したが安定している。
518kbps(0.518Mbps) 64.64kB/sec
イーモバイルは都内であれば結構な範囲で電波が入る。地方にいってもそれなりに電波が入るのはうれしい。
この実験場所ではアンテナ3本。転送速度チェックでは数回実施したが不安定。
667kbps(0.667Mbps) 82.9kB/sec (最低)
1480kbps(1.48Mbps) 184.53kB/sec (最高)
3回計測のグラフ
実験2
場所は、五反田周辺、端末は同じくVAIO P
WiMAX、アンテナ3本
867kbps(0.867Mbps) 108kB/sec
イーモバイル、アンテナ2本
555kbps(0.555Mbps) 68.94kB/sec
総括
まだWiMAXのほうは場所を選ぶようだ。 ネットで速度の書き込みを見ていると駅前など条件が良いと結構な速度が出るようだ。 実際契約する際には、お試し貸し出しがあるので利用する圏内で試したほうがよさそうだ。 特に自宅で利用したいという人はチェック必須。今後電波状況は改善していくのではないかと思う。
イーモバイルは電波についてはかなり良好だと思う。実際もう少し速度が出て欲しいが、 ルーターということもあり若干のスループットロスもあるとは思う。
WiMAXは縛りがなく、1ヶ月利用のプランが用意されていたり端末がかなり安く手に入ったりと、 比較的契約難易度は低い。イーモバイルのほうは基本的には2年縛りで端末台も高めの換算になる。 都内で、生活圏内にてアンテナが立つようであればやはりWiMAXのほうが良いのではないだろうか。 都内以外ではまだまだサービス提供エリアが限られてはいますが。